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2025.04.02

ペット保険はいつ入るのがベスト?加入時の注意点をおさえよう

ペットの病気やケガに対応する手段のひとつが、ペット保険です。ペット用の備えとして多くの方が加入しているものですが、加入するタイミングが分からない場合もあります。

本記事はそんな方のために、ペット保険に加入するベストのタイミングとその理由を解説します。併せて加入時に発生しがちな注意点等も触れるので、これから加入を考えている方はぜひご覧ください。

ペット保険はできるだけ早めに加入する

ペット保険はペットの種類に限らず、少しでも年齢が若いうちに加入するのがベストです。できれば、ペットショップでもらってきたり保護施設から引き取ったりした段階で加入した方がいいでしょう。

もちろん、事情によってシニアにあたる年齢の子を飼う方もいます。この場合も、ペット保険に加入していないなら速めに加入できるところを探し、申し込みすべきです。これは、次の内容が関わっています。

ペット保険の多くは加入年齢に制限がある

ペット保険の多くは0歳から加入できます。若ければ若いほど保険料も安く済むため、お得です。このように下限は決められていませんが、上限が定められているものもあります。動物や保険商品の内容により制限は異なりますが、時間が経てば経つほど選択肢が無くなる点は変わりません。

ペット保険を検討する際は、できるだけペットの年齢が若いうちに加入するようにしましょう。

ペットの病歴や状態によっては免責になることも

ペット保険は人間の保険と同じく、健康状態などを告知する必要があります。これには特定の疾患の有無も含まれています。病気やケガ・その後遺症がある場合、保険に加入できないまたは不担保が付いてしまうケースがあるのです。

また、現在治療中の病気やケガがある場合も、加入できない保険がほとんどです。若いうちは元気でも、年を取ってから病気やケガにかかり、治療費がかかってしまったケースもあります。そのときに後悔しても、保険では対応できません。加入が早ければ早いほどいい、というのはこの理由も関係しています。

ペット保険には保障開始時期などにラグがある

ペット保険は加入手続きをすればすぐ使えるものではありません。告知内容などを審査するには、ある程度時間が必要です。その期間中は保険契約は締結されていないため、当然使えません。

また、多くのペット保険が契約後の待機期間を設けています。この期間中に病気にかかっても、補償されません。ケガは保険契約前のケガでないことが明らかな場合は、待機期間中でも補償されるケースが多いようです。

病気やケガになるタイミングによっては、契約したのに使えない事態になることもあります。せっかく契約したのに使えない、というような事態を避けるためにも、できるだけペットが健康なうちに加入しましょう。

ペット保険加入時のポイント

ペットはさまざまな事情から人間の家族になります。その状況によっては、ペット保険加入時に困った事態になることも珍しくはありません。加入時にありがちな問題やその発生を防ぐためのポイントを解説します。

ペットの年齢が分からない場合の対処法

ペット保険の告知には、健康状態だけでなくペットの年齢や生年月日などの基礎情報も必要です。しかしペットによっては年齢や生年月日が分からない状態で人と家族になる子もいます。

この場合、飼い主が「見た目が大体〇歳くらいだから」と勝手に年齢を決めてしまうと、告知義務違反に該当してしまいます。告知義務違反が判明した場合、補償を受けられません。

ペットの年齢や生年月日が分からない場合は、動物病院で推定年齢を調べてもらいましょう。告知にはこの推定年齢を記載してください。なお、誕生月や誕生日はペットを迎え入れた日や記念日で問題ありません。飼い主さんが決めてあげましょう。

誕生日前の加入に注意

年齢や生年月日が分かっている子でも、誕生日前の加入には注意しましょう。補償がスタートするのは、多くの場合以下のタイミングです。

  • 申し込み月の翌月1日
  • 申し込み月の翌々月1日
  • 申込受付日の翌月同じ日

 

これは保険商品や提供している保険会社により異なります。また、契約した年齢を決めるタイミングも同じように異なるため、誕生日直前に加入すると年齢がひとつ上の判定になることもあります。1年分の保険料がこれで大きく変わるため、注意が必要です。

まとめ

ペット保険は加入時の年齢や健康状態で加入できるかの判断を行います。また、保険料も若ければ若いほど安くなる傾向にあります。加入する場合は、できるだけ若く、健康なうちに契約を完了させましょう。

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