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2025.04.16

猫をペットホテルに預けるのはかわいそう?ストレスを最小限にする預け方

ペットを飼っている方が何らかの理由で長期間留守にしなくてはならない状況に陥ったとき、そのお世話を誰かにお願いする必要があります。知人などに頼れないときに便利なのが、ペットホテルです。

しかしペットの中には神経質な子もいます。特に猫のような繊細な生き物は、環境の変化に敏感です。預けるのはかわいそうだと思ってしまう飼い主さんもいるかと思います。そこで今回は、ペットホテルに預ける際に役立つ知識をまとめました。

ペットホテルを利用しようか検討されている方は、ぜひご覧ください。

ペットホテルとは

ペットホテルは猫や犬を中心に、普段家庭で飼われているペットを宿泊させるための施設です。旅行や入院など、さまざまな事情で飼い主がペットの世話ができない場合に利用されます。

ペットホテルはそれ単体の経営だけでなく、動物病院やペットショップと併設して運営している所もあります。ホテルごとに特色があるため、利用の際は事前に特色などを調べておき、ペットに適したサービスができるかを調べたうえで利用しましょう。

猫ちゃんをペットホテルに預けることで得られるメリット

猫ちゃんをペットホテルに預けると考えると、かわいそうだと感じる方もいるかもしれません。しかし実際は、預けることで複数のメリットが得られます。

留守中でも健康的に管理してもらえる

ペットホテルのスタッフさんたちは、猫ちゃんをはじめとした動物のケアに特化したサービスを実施します。猫ちゃんが健康かつ快適な空間でのびのびと過ごせるのは、ペットホテルならではのメリットです。

これは高齢による不調や持病を持った猫ちゃんも例外ではありません。薬や毎日のケアなどの特別なケアを受け付けている所もあります。これは、動物病院と併設されているタイプのホテルでよくみられる特色です。

猫ちゃんが社交性を身に付けられる

ペットホテルではほかの猫ちゃんやお世話してくれるスタッフさんたちと交流しながら過ごします。さまざまなペットや人と触れ合うことで、猫ちゃんの社会性を育てられるのも、ペットホテルのメリットです。

新しい環境への適応力も身に付くため、再度ペットホテルを利用することになっても前回よりもスムーズに利用できるようになります。

飼い主不在のストレスを軽減できる

飼い主が長期間不在の状態で猫ちゃんを留守番させると、事故やストレスなどによる体調不良を招いてしまいます。ペットホテルを利用すればプロが適切に管理してくれるため、飼い主不在のストレスを最小限に抑えられます。

これは飼い主さんが抱えるストレスにも有効です。預けている間きちんと管理されていることが分かれば、猫ちゃんと離れていても安心して用事に集中できます。これもペットホテルのメリットといえるでしょう。

猫ちゃんをペットホテルに預ける際のポイント

猫ちゃんは警戒心が強い生き物です。メリットがあるといっても、いつもと違う環境に預けることで、ストレスや体調不良に陥ることもあります。このような事態を避けるには、猫ちゃんが快適に過ごせるような工夫が必要です。

ペットホテルを利用する際は、以下のポイントをおさえて行動しましょう。

ペットホテルをうれしい出来事と結びつける

どんなに移動や人に慣れている猫ちゃんでも、初めてペットホテルに預けられたときは、緊張やストレスを感じます。これを払しょくするには「ペットホテルに行くとうれしい出来事が起きる」と学習してもらう必要があります。

例えば、ペットホテルにいる間やお迎え時に、大好物のおやつやご飯をあげるようにするなどの工夫をしてみましょう。ペットホテル滞在前におやつやご飯と一緒にスタッフさんにそれらをあげてほしいと伝えれば、適切な時間と量を守って与えてくれます。

また、大好きなおもちゃなどを一緒に預けるのも有効です。猫ちゃんがどうすれば不安やストレスを感じずにペットホテルですごせるかをよく考えてあげましょう。

落ち着く匂いのするものと一緒に預ける

普段と違う環境でも、落ち着く匂いがするものがあればストレスも軽減されます。普段の猫ちゃんの様子をよく観察して、お気に入りのものがあればそれも一緒にホテルに預けましょう。

  • いつも使っているベッドやおもちゃ
  • お気に入りのブランケット
  • 普段使っている猫砂

 

猫砂はトイレの場所を認識しやすくするために使います。少量で構わないので、こちらも預けておきましょう。

猫ちゃんのことは細かく伝える

ペットホテルのスタッフさんは猫ちゃんのお世話をするプロですが、情報がまったく無い状態では適切なケアはできません。預ける際には、以下の情報を伝えておきましょう。

  • 猫ちゃんの性格
  • 猫ちゃんの好み
  • 猫ちゃんが嫌がること
  • 薬やマッサージなどの特別なケア

 

これらの情報を伝える際は、事前にメモしたものを渡すとスムーズです。おもちゃや猫砂などとともに、これらの情報も欠かさず用意しておきましょう。

まとめ

ペットホテルは長期間留守にしなくてはならない飼い主と猫ちゃんの心強い味方です。普段利用する機会がなくても、万が一の事態が発生したときのために近くのペットホテルを調べておきましょう。また、預ける際は猫ちゃんがストレスなく過ごせるような工夫をしてあげてください。

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