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2025.02.05

ペット保険の割引の種類を知っておこう!利用時の注意点も解説

ペット保険にはさまざまな割引が用意されています。お得に万が一の備えをするなら、ペット保険の割引やその内容についても知っておきましょう。ペット保険の割引の種類や、利用時の注意点を解説します。

ペット保険の保険料が決まる要素

ペット保険は以下3つの要素で保険料が決定されます。割引の種類を学ぶ前に、保険料の決定に関わる要素をおさえましょう。

ペットの種類

対象ペットにより異なりますが、保険会社の多くはペットの種類によって異なる保険料を用意しています。例えば、犬の場合大型・中型・小型で分類され、サイズが大きければ大きいほど高くなる仕組みを採用しているところがほとんどです。

混血種などの場合は、申込時に親の犬種またはそのどちらか体格が大きい方の犬種で申し込むなどの形を取ります。

保険加入・更新時のペットの年齢

人間の保険と同じように、ペットも年齢によって保険料が変化します。年齢が上がるとその分病気などにり患する可能性が高いため、保険料も高額になるものがほとんどです。また、新規加入の場合は加入年齢が制限されている場合もあります。

この年齢による保険料の変化は、更新時にも適用されます。保険の契約内容やペットの状態によっては、更新時に保険料が跳ね上がってしまうケースも珍しくはありません。

ペットの体重

体格と同じく、ペットの体重も重くなればなるほど高くなるのが一般的です。ただし、保険によっては加入時の体重ではなく、成長後の予想体重などで計算している場合もあります。保険契約時は、どの体重を元に計算するかもチェックしておきましょう。

よくあるペット保険の割引

ペット保険の保険料の仕組みをおさえたら、割引の仕組みやポイントをおさえましょう。ペット保険によくある割引の種類について解説します。

インターネット割引

インターネット割引は、WEBから申し込むと割引される制度です。ペット保険は郵送などでも申込できますが、インターネット申込の方が手入力の手間などを削減できます。申し込み手続きの際の負担を軽減した分、保険料を値引きしてくれます。

インターネット割引は、ペット保険の専用ページから申し込むだけでできるため、利用しやすい割引でもあります。少しでも保険料を抑えたいなら、インターネットから申し込みましょう。

年払い割引

保険料は複数の支払い方があります。ペット保険の場合は、以下の2種類の方法を採用しているところがほとんどです。

  • 年払い(一括払い)
  • 月払い

 

年払いはまとまったお金が必要ですが、一括で支払う分保険料が月払いよりも安めに設定されています。これもインターネット割引同様、条件に関係なく使える割引です。

ちなみに、月払いから年払いに切り替えることもできます。まとまったお金が用意できるなら、一括で支払ってしまうのもいいでしょう。

多頭飼い割引

多頭飼い割引は、2頭以上のペットで同じ保険商品に申し込むと適用される制度です。ペットの数が多ければ多いほど、割引率が上がる保険もあります。複数ペットを飼っているなら、同じ保険会社・商品でまとめて契約するといいでしょう。

マイクロチップ割引

マイクロチップとは、犬や猫の個体識別用に皮膚の下に埋め込まれる小さい回路のことです。これを埋め込むことで、迷子などになったときにペットや飼い主の情報をマイクロチップから読み取ることができます。

2022年6月1日からは、ブリーダーやペットショップで販売される犬猫は装着が義務化されているため、この時期以降に購入した子なら必ず入っているはずです。

万が一の事態が起きて離れ離れになっても、マイクロチップがあれば探しやすくなります。トラブルが起きてもすぐ対応できることから、その分保険料を安くしているというわけです。

無事故割引

加入時ではなく、更新時に適用される割引もあります。それが、無事故割引です。これは保険の保証期間中、1度も保険金請求がなかった場合、翌年の更新時の保険料が割引される制度です。

保険を利用していない保険者の負担を軽減するために組み込まれています。健康上問題のない犬や猫のためにペット保険を契約する際は、無事故割引がついているものを選ぶといいでしょう。

健康割引

無事故割引と同じような制度が、健康割引です。保険期間中、保険利用回数が保険会社が想定する回数以下である場合、割引が適用されます。これもまた、保険をあまり利用していない保険者の負担を軽減するためのものです。

動物病院を利用しても、この割引制度が適用されていれば、保険料をお得にできます。なお、この割引を採用している保険によっては、利用回数が多いと割り増しされるものもあるため、ご注意ください。

ペット保険の割引を利用する際の注意点

ペット保険の割引制度は、商品ごとに内容が異なります。加入の際は、以下の点に注意しましょう。

補償範囲や補償割合を必ず確認する

ペット保険は補償範囲や割合がそれぞれ異なります。どんなにお得な保険でも、必要な保証を受けられなければ意味がありません。補償範囲や支払いの割合は必ず確認しましょう。保険を選ぶ際は、ペットがかかりやすい病気やケガなども加味しつつ検討してください。

新規加入可能年齢も忘れずチェック

ペット保険は新規加入年齢が設定されています。ペットが高齢になればなるほど加入できる保険も少なくなるため、割引だけでなく新規加入ができるかどうかも欠かさずチェックしてください。

また、割引の条件に年齢が関係している場合もあります。新規加入の際は、そもそも加入できるか、割引の対象となれるかも合わせて確認しましょう。

まとめ

ペット保険はさまざまな割引制度が用意されています。保険商品やペットごとに使える割引は異なるため、加入前に必ず確認しましょう。また、どんなに安くても保険が使えなければ意味がありません。自分のペットに合った保険であるかもチェックしたうえで加入先を決めてくださいね。

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