2024.12.18
ペットローンとは?利用の仕方とタイミング
ペットを購入・飼育する場合、何かとまとまったお金が必要になります。この時に便利なのが、ペットローンです。ペットローンの使い方を覚えれば、ペットに関する選択肢を増やせるようになります。
本記事では、そんなペットローンの利用方法とタイミングを解説します。契約時の注意点も取り上げます。ペットに関する資金にお悩みの方や、よりお得にペットローンを利用したいと考えている方は、ぜひご覧ください。
ペットローンとは
ペットローンとはペットの購入や飼育にかかる費用を得るためのローンです。ペットの購入や万が一の事態への対応など、さまざまな場面で活用されています。
ペットローンの種類
ペットローンは以下2つの種類に分けられます。
- 銀行提供ローン
- 信販会社提供ローン
銀行が提供するペットローンは金利が低めに設定されていて使いやすいのが特徴です。反面、審査に時間がかかるうえに、提供している銀行自体があまりありません。
信販会社が提供しているペットローンは、ペット購入時にペットショップにて契約できます。審査に時間がかからず、申し込みの手間がかからないのがメリットです。キャンペーンなども充実しており、金利がかからない状態で契約できる場合もあります。
しかし、信販会社で販売されているものの場合、用途がペット購入費に限定されているタイプがほとんどです。医療費やしつけ教室などのまとまったお金が必要な場合には、使えない可能性があります。
ペットローンの主な使い道
ペットローンにはさまざまな使い道があります。まずはその主な使い道を知っておきましょう。
ペットを購入する時
ペットローンの代表的な使い道のひとつが、ペットを購入するときです。ペットは小型犬でも数十万円するものが多く、まとまったお金を用意するのに使われます。ペットショップでローンが活用されるのも、このタイミングです。
ペットの治療費が必要な時
ペットにまとまったお金が必要になるのは、購入時だけではありません。ケガや治療のときにも、使われることがあります。同じようなものにペット保険がありますが、ペットローンを使う場合、保険加入前のトラブルや、保障対象外の治療に使われます。
急いでまとまったお金を用意できない時でも、ペットローンを契約すれば治療などに専念することも可能です。保険以外の備えを用意したいときは、ペットローンの契約を検討するといいでしょう。
ペットローンの審査とは
ペットに関わるお金を用意する際便利なペットローンですが、誰でもすぐ使えるわけではありません。銀行や信販会社による審査に合格する必要があります。
審査はほかのローン同様、審査内容は公開されていません。ただ、返済能力の有無をチェックされる点は変わりません。利用する際は、以下の要素で怪しい部分がないか振り返ったうえで申し込みましょう。
- 年収
- 勤務先や勤務形態
- 継続年数
- 信用情報
なお、ペットローンは基本的に無担保ローンです。担保を使っての契約はできないと覚えておきましょう。
ペットローンの注意点
ペットローンの注意点は審査だけではありません。利用の際は、以下の点もよく検討したうえで契約先やローンを選びましょう。
即日では借りられない
ペットローンの審査には時間がかかります。基本的に即日借り入れは不可能です。利用する際は、余裕をもって申し込みましょう。また、いきなりまとまったお金が必要になる事態に備え、ローン以外の選択肢を用意しておくことも大切です。
目的に応じたペットローンを選ぶ
ペットローンはあらかじめ利用範囲が決められています。商品ごとに範囲が異なるため、目的に合わせたローンを契約しましょう。例えば、使用範囲がペット購入にのみ絞られているローンは、ペットの入院などの用途には使えません。
ローンの使用範囲などは、商品説明用の冊子などに記載されています。また、分からないことがあれば銀行や信販会社・商品を扱うペットショップの店員さんなどに相談しましょう。
ペットローンに限らず、金融商品は同じ会社から販売されているものでも内容が異なる場合があります。ローンを検討する際は、商品の特徴をよくおさえたうえで検討・契約してください。
金利や返済条件に注意
ペットローンは銀行や信販会社ごとに金利や返済条件が異なります。一見すると同じように見えるものでも、返済期間や金額・返済方法などが異なるため、ご注意ください。
ローンは金利が高ければ高いほど、返済額も増えます。これは、ペットローンも例外ではありません。無理なく返済できるよう、返済額のシミュレーションや普段の生活費などの負担も考慮したうえで検討しましょう。
まとめ
ペットローンはペットを迎え入れる時や、病気やけがなどの万が一の事態に対応するときに使える方法です。便利ですが、いつでもすぐ使えるとは限りません。契約の際は、返済計画も含めて、無理なく利用できるよう十分検討したうえで契約しまししょう。
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